「3分でわかる」人事評価項目の初歩知識

人事評価項目は3つに分かれます。
・成績評価 (短期的な業績を追い求める)
・能力評価 (長期的な持続成長を目指す)
・情意評価 (会社の風土、理想を目指す)
「成績評価」は、設定した目標に対してどの程度達成できたかが評価基準となり、「結果」と「プロセス」を評価します。
・結果 売上目標3000万円に対して2800万円売り上げた
・プロセス 電話営業目標1000件に対して1200件電話した
と言った具合です。
「能力評価」は、既に持っている能力、新たに開発した能力を評価します。
後者の分かりやすい例としては、業務に関連した資格の取得です。
その他にも、コミュニケーション力、プレゼン力、実行力等を評価します。
・発揮能力 ・・・ 実際に発揮した能力 「~した」という過去形の文章になる
・保有能力 ・・・ 持っている能力
発揮能力を評価したほうが、より企業利益に結びつきます。
「情意評価」は、勤務態度や仲間との関りを評価します。
・規律性 ルール、慣習を守れたか
・責任性 与えられた役割を最後までやり遂げたか
・積極性 積極的に業務、新しいことや自己啓発等に取り組んだか
・協調性 良好な関係を築きながら業務に取組んだか
等です。また、重要な項目は、配点を高くします。
最後に、それぞれの項目にウエイトを掛けて数値化、合計点を出し、評価を見える化します。
複雑に思われるかもしれませんし、最初は戸惑うかもしれませんが、当事務所の人事評価シートは、エクセルの項目を埋めるだけで、採点が可能となっています。以上、簡単に説明をさせていただきましたが、ご不明な点等ありましたら、お気軽にお問合せください。