店社安全衛生管理者の選任

労働者数50人未満の現場で、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造の建築物の建設工事等をする際は、店社安全衛生管理者を選任しなければなりません。
労働者50人以上の現場では、統括安全衛生責任者を定める必要がありますが、それ未満で、一定規模かつ特定の工事を行う際に店社安全衛生管理者を選任する必要があります。
具体的には、隧道、圧気工法、一定の橋梁の建設に際には、労働者数20人以上50人未満の現場で、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造の建設の際には、労働者数30人以上50人未満の現場で選任する必要があります。
店社安全衛生管理者の資格要件(1~3いずれか)
1.大学又は高等専門学校を卒業した者で、卒業後3年以上建設工事の施工における安全衛生の実務経験を有する者
2.高校又は中学校を卒業した者で、卒業後5年以上建設工事の施工における安全衛生の実務経験を有する者
3.8年以上建設工事の施工における安全衛生の実務経験を有する者
店社安全衛生管理者の職務内容
1.現場代理人に等に対する指導
2.少なくとも毎月1回現場を巡視
3.労働者の作業の種類その他作業の実施状況の把握
4.協議組織の会議に随時参加
5.仕事の工程に関する計画、作業場所における機械、設備等の配置計画を作成及び当該機械、設備等を使用する作業に関し、関係請負人が安全衛生法又はこれに基づく命令の規定に基づく命令の規定に基づき講ずべき措置が講じられていることの確認