社会保険労務士となるメリット
社会保険労務士になると、なにか良いことがあるのでしょうか?
マイナーな資格ですし、資格を取っても取っただけでは何も変わりません。自己満足に浸るか、名刺にネタとして記載できるくらいがせいぜいです。
以前の私は、何ら特徴のない、平凡な一サラリーマンでした。
それが、たまたまある資格雑誌で「社会保険労務士」の存在を知り、受験し、合格し、今の私があります。学生時代の私は「社会保険労務士」という名前こそ知っていましたが、まさか、私がそれになるとは思いもしませんでした。
残念ながら、試験に受かっただけでは、社会保険労務士の役割は果たせません。私は長い間経理畑にいましたので、社会保険労務士の実務は全く分かりませんでした。
ただ幸いなことに、社会保険労務士試験に合格したことで、人事部へ移動となり、自然と社会保険労務士の仕事が引き寄せられていきました。
その後転職を重ね、サラリーマンをしながら、社会保険労務士の仕事が引き寄せられ、いつしか一人前の社会保険労務士となっている自分がいることに気付きました。
私が社会保険労務士となって良かったことは以下の通りです
1.いろいろな勉強会に参加できる
埼玉県では15の部会(専門的な勉強の会)があります
2.すごい人たちと簡単に仲良くなれる
埼玉県の社会保険労務士には、すごい人が身近にいます。東大卒の元キャリア官僚、阪大卒の元メガバンク役員、大学講師など、様々なバックグラウンドを持った人と簡単に仲間になることができます
3.セルフイメージが高まる
すごい人たちがたくさんいるので、自分も同類だと勘違いしてしまいます
4.専門家として仕事ができる
社会保険労務士は、労務の最高峰の資格です。なので、労務の専門家として仕事ができます
5.脳の刺激になる
毎年のように法令が変わるため、ボケ防止に効果的です
会費が月1万円かかるのですが、それを補って余りある恩恵が降り注いでいます。
他の士業にも言えますが、同業者のコミュニティに所属でき、仲間として勉強や飲み会を楽しめることが、1番のメリットであり、楽しみだと感じています。