慶弔休暇・特別休暇は無給でも良い

「慶弔休暇3日・無給」と定めている規定を見かけることがあります。
これは問題ないのでしょうか?
既に表題に書いてありますが、無給でも問題ありません。
なぜか?それは、慶弔休暇、特別休暇は法律で定められていない、会社が任意で作成している、恩恵的な制度だからです。
休職制度も同じで、会社が任意で作成している恩恵的な制度です。
したがって、慶弔休暇や休職制度は、定めなくても問題がありませんし、
会社があえて任意に定めている制度なので、有給でも無給でも構いません。
ただ、実際の運用では、慶弔休暇は有給としたほうが望ましいです。
親族に不幸があり、慶弔休暇を取った結果、お給料が減ってしまうのでは、社員が落胆する様子が目に浮かびます。もしかしたら、社員の定着率に影響してしまうかもしれません。
特別休暇は無給でも構いませんが、慶弔休暇は有給とすることをお勧めします。