建設業許可 専任技術者とは

建設業許可業者は、本店、営業所ごとに、専任の技術者を配置する必要があります。
業種ごとに要件があり、実務経験、資格取得等で、専任技術者になることができます。
なお、指定建設業(土木、建築、電気、管、鋼構造物、舗装、造園)の特定建設業の専任技術者は、一級施工管理技士資格等、より厳しい要件が必要です。
要件の違い
土木一式工事
一級土木施工管理技士 特定建設業の土木の専任技術者
二級土木施工管理技士 一般建設業の土木の専任技術者
実務経験10年 一般建設業の土木の専任技術者
電気工事
一級土木施工管理技士 特定建設業の電気の専任技術者
二級土木施工管理技士 一般建設業の電気の専任技術者
実務経験10年 一般建設業の土木の専任技術者
なお、専任技術者は営業所に常勤している必要があり、原則現場に出ることができません。したがって、工事経歴書に監理技術者や主任技術者として名前が載らないようにご注意ください。