経営事項審査申請、見逃してしまいがちな加点項目(防災協定編)

公共工事へ入札参加する事業者の皆さんは、経営事項審査の評価点UPに苦心されている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回は防災協定について、説明いたします。
すでに皆さんご存じかもしれませんが、改めて再確認していきましょう。
なぜ防災協定が加点対象となるのでしょうか・・・?
それは、災害が起こった際に、優先的に復旧工事等に従事する協定を締結しているからです。
国・地方公共団体(都道府県市区町村)等と建設会社との間で防災協定を締結していると、経営事項審査申請時に加点されます。また、埼玉県と防災協定を締結している場合は、入札参加資格審査申請時に加点(+20点)されます。
注意点は1点のみです。国・地方公共団体と直接防災協定を締結していなくても、国・地方公共団体と防災協定を締結している建設業団体等(例えば埼玉県建設業協会等)に加入し、かつ災害が起こった際に災害応急活動の従事者となる場合にも該当します。その場合は、加入団体に証明書を発行してもらい、提出することで、加点となります。