埼玉県 初めての入札参加資格審査申請の手順(3ステップ)

埼玉県公共工事の入札に参加するためには、「経営事項審査申請」と「入札参加資格審査申請」が必要です。今回は、その流れについてお伝えいたします。
1.受付日程の確認
埼玉県では、年に4回新規での入札参加資格審査申請を受け付けております。
まずは埼玉県HPより、受付日程を確認し、いつ申請するかを決定します。https://www.pref.saitama.lg.jp/a0212/kouji0506/tuika-top.html
(参考)令和7.8年度
第1回 令和7年5月1日~令和7年5月16日
第2回 令和7年8月1日~令和7年8月15日
第3回 令和7年11月4日~令和7年11月21日
第4回 令和8年5月1日~令和8年5月15日
2.経営事項審査申請受審
入札参加資格審査申請を受けるためには、「経営事項審査」を受ける必要があります。なお、経営事項審査は2段階あります。
分析機関(建設業情報管理センター等全国に10機関あります)の「経営状況分析」を受けた上で、埼玉県に「経営事項審査」を申請します。
手続きの詳細は、埼玉県が発行している申請の手引きから確認できます。https://www.pref.saitama.lg.jp/a1002/keishin-tebiki.html
自分でもできますが、一度申請の手引きを確認し、難しそうであれば、行政書士に依頼します。
3.入札参加資格審査申請
経営事項審査の手続きが終わると、「総合評定通知書」が送られてきます。入札参加資格審査必須資料であり、晴れて入札参加資格審査申請を行うことができます。
新規での受付は年4回ありますが、それぞれ2週間~3週間程度となっており、期間が短いので期日管理にご注意ください。
なお、期間中に申請を行っていれば、不備があった場合でも修正を行えば受け付けてもらえます。したがって、期間中に申請を終わらせることを徹底してください。
手続きの詳細は、埼玉県が発行している新規申請の手引きから確認できます。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0212/kouji0708/kouji_teiki_shinki_top.html
経営事項審査申請よりも手続きは簡単です。一度申請の手引きを確認し、難しそうであれば、行政書士に依頼します。
以上、入札参加資格審査申請の3ステップをご紹介しました。
公共工事は安定的に発注され、最低基準価格(安い価格で入札すると失格になってしまう価格)があるため、民間のように価格競争に陥ることはありません。
皆さんもぜひ公共工事の入札を検討してみてください。
なお、当事務所では0からの入札参加をサポートしております。ご不明点等ありましたら、お気軽にお問合せください。